再建手術 / 瘢痕

瘢痕形成術

瘢痕形成術は、瘢痕を小さくするとともに、周囲の皮膚の色や質感となじませ、目立たないようにすることが目的です。

瘢痕とは、傷が完治した後も残る目に見える痕です。怪我や手術による防ぐことのできない傷で、状態がどうなるか予測がつきません。治癒の経過が悪い場合は、瘢痕が目立ち、見た目が醜くなる可能性があります。正常に治癒した場合でも、外見に差し障るような瘢痕が残るケースもあります。瘢痕は、盛り上がっている、あるいは凹んでいる、まわりの健康な組織と色や質感が違うなどの症状があり、大きさや形、位置によっては特に目立つ場合があります。

瘢痕の種類や程度によって変わりますが、以下のような治療法を使用します:

  • バイオコーニウムやエンブレイス・スカー・ディフェンスの塗布や貼付などの簡単な局所的治療
  • 皮膚剥削法やレーザー治療など「メスを入れない」治療法
  • 最先端の創傷閉鎖技術を用いた形成術

瘢痕形成術は、傷跡が目立たないように修復し、治癒の悪い瘢痕を改善する手術ですが、傷跡が完全になくなるというわけではありません。