乳房再建ケーススタディ #1 TRAM フラップによる再建

04.25.2020 | Category, 美容整形・形成関連

41歳の女性の患者さんは通常の乳がん検査で、右乳房に病変がある事が確認されました。生検の結果、癌と判明。右乳房の部分切除を行いました。しかしながら、切除された標本からガンの浸潤が広範囲にある事が確認され、さらに腋下のリンパ節にも転移が確認されました。そのため、まず、抗癌剤の化学療法を行ない癌を小さくしたのち、右の乳房の完全切除をすることになりました。
この患者さんは、若い時に腹部に銃撃創を負い、開腹手術を受けており、多数の瘢痕とヘルニアがあります。

まず、私はTRAMフラップ(下腹部からの皮膚と脂肪を乳房に移植する方法)を使った右乳房再建手術を勧めました。同時に、腹部の瘢痕とヘルニアを修復しました。

6ヶ月後、最初の手術から回復したのち、両側対称を目的に、左の乳房の縮小手術を行いました。

左の乳房手術回復後、右の乳頭を形成し、乳輪には刺青を入れて、再建を完成しました。